研究が行われている|生活を助けてくれる自動制御システムの存在

生活を助けてくれる自動制御システムの存在

研究が行われている

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自動制御の扱いについて

自動制御とは簡単に言えば対象の物理量を目標の値に近づけるための手法です。古典制御から始まり、現代制御と呼ばれる分野まで現在でも広く大学などで研究が行われている学問です。自動制御を行うためにはどのように対象物を制御するかという制御系設計が行われます。この制御系の出来栄えによって制御性能が大きく変わってきます。自動制御は輸送機器や家電、プラントに至るまであらゆる装置、製品で必要不可欠な考え方になります。そのためメーカーの設計者からサービスエンジニアに至るまで、技術者にとっては自動制御の知識というのは重宝されます。通常は大学の機械系や電気系学科などの必須科目として学ばれることが多く、非常にメジャーな学問分野となっています。

身近な制御の使われ方

では実際自動制御はどのように使われているのでしょうか。自動制御を組み込んだ身近な製品例としてエアコンが挙げられます。エアコンは部屋の設定温度を入力するとその温度になるまで自動で部屋を暖めたり冷やしたりします。この仕組みは、まず設定温度と温度センサで計った現在の部屋の温度を比較してその差分に応じてヒーターを温めたり、熱交換で冷やしたりする量を自動で調整するのです。エアコンの中でもメーカーや種類によっては、ONしたらすぐに設定温度になったり、なかなかならなかったりするものがあります。これは自動制御の中の制御設計や内部のパラメータ調整の仕方によってその制御性能が大きく変わるからです。自動制御は家電の性能にも大きく影響しているのです。